正官庄ブログより「女性の更年期症状の種類と原因」
2018/02/27
理由もなく突然起こる更年期、中年の女性の更年期症状の種類と原因を学ぶ
事実更年期は病気ではありませんが、複数の疾患を引き起こす原因となることもあります。更年期の症状は冬に強く出ることもあります。対処方法について聞いてみました。
更年期とは何?
女性の更年期とは、年齢50歳を前後に卵巣機能が低下するにつれて身体的、精神的な変化をもたらす症状です。 更年期になると顔がほてったり、汗、手足の痺れなどの症状が出ますが、これとともに不安感、集中力の減退、うつ病、不眠症などの精神面の症状が現れることもあります。
女性ホルモンの減少が原因?
女性ホルモンはカルシウムの生成を助けて骨密度を維持し、血中コレステロールを減少させます。 この女性ホルモンが更年期に減少するようになって骨粗鬆症、心臓血管及び脳血管疾患、認知症、大腸ガンなどが発生する確率が最大10倍までに達すると言われています。
女性ホルモン投与の副作用は?
更年期の症状を和らげるために、女性ホルモンのエストロゲンを投与すると、明確な改善をみせますが、長期的に投与を行うようになれば、子宮内膜がん、乳がん、高血圧、血栓症、結石などの様々な副作用が伴います。
サポニンと女性ホルモンの構造が似ている?
高麗人参の成分の中で最もよく知られたサポニンは、その構造が女性のホルモンと類似しています。2012年延世大学医学部の李秉錫(イ・ビョンソク)教授チームは紅参の更年期症状と循環器係の危険要因に対する影響に関して、実験を実施しました。 その結果、更年期症状を表示するクポマン指数と更年期の等級指数上で有意義なデータを確認したそうです。日本のオキタ博士が更年期障害の患者113人を対象に行った実験では、紅参(高麗人参)を服用した実験で、手足冷え症、顔面紅潮、月経痛、月経不順などの卵巣機能について84.3%の改善があったそうです。
大豆も更年期症状によい?
大豆に含まれているイソフラボンは構造が女性ホルモンと類似しており、エストロゲンの役割をはたします。 女性の更年期症状には大豆も効果的と言えます。
更年期症状の放置は危険
更年期は、老化現象の一つとして、我慢したり、放置したりする傾向があります。 しかし放置すると、複数の疾患を起こす場合があるため、積極的な治療が必要です。 平均寿命がますますのびている100歳時代に、女性の場合は閉経以後の人生が全体人生の約1/3です。 女性の生活の質を高めるためには更年期は決して軽く見過ごす問題ではありません。
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