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韓国の「花柳茶菓」

2017/04/19

2017年の桜は、満開後も寒暖差が激しく、いつもの年より長くお花見を楽しむことができました。一方、桜が散った後の東京は4月には連続の夏日。短い春はもう終わってしまったかのような気候です。今日は、正官庄本社が発行しているマガジン(シム春号)に掲載された春のコンテンツをご紹介します。日本のお花見は、茶菓というより、お酒。そして何と言っても桜、桜、桜ですが、韓国では桜だけでなく、梅、レンギョウ、など野山の様々なお花を楽しむそうです。

▲季節のイチゴの色、味、香りを入れたピンクのソルギ(韓国のお餅)は高級な春のおやつ。梅の枝を一つ添えて春の到来を祝います。

立春の春風は、暖かくなって生き物が土から出てくる啓蟄の時期でもあります。韓国ではこの季節を「火かき棒を差し込んでも芽が出る」と表現します。レンギョウやツツジが爛漫と咲きほこって、桜の木の枝々に桃色の芽が頭を出す旧暦春三月。毎年この季節になると、韓国の昔の人々もお花見に出かけていたそうです。このお花見は「花柳遊び」と呼ばれています。「花柳遊び」は、「花よりダンゴ」。野や山に出て薄ピンクのツツジの花をのせて花びらのチヂミを焼いて食べ、桃色の五味子を入れたソルギトクを作って食べました。ツツジの花に緑豆水をかけて五味子水にいれて食べるお花麺も「花柳遊び」の茶菓です。春の野山の花の色がテーブルの上に再現されます。

▲紅蔘茶は体温を上げて、冬の間縮こまった体を目覚めさせます。
http://kgcshop.jp/item/241.html

▲韓国で購入できる紅参(高麗人参)入りの一口サイズの羊羹とゼリー。春の行楽のお供に。

사보 2017 봄호 사진 이종근

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