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脳のケア、していますか?

2019/12/08

皮膚から血管まで、髪さえ、可能な限り健康な状態を長く維持しようとしているのに、脳の健康のためにはどれぐらい努力をしてきたのか尋ねたいものです。せいぜいクルミを食べるくらいではないでしょうか?

脳は、重量1.4kg、しわのある皮質を滑らかに広げたときの面積は2,500㎠(小さなテーブルクロスのサイズ)であり、触感は豆腐のように柔らかです。体重の2%程度にしかならないこの小さなものが、私たちの生活を支配しているという事実に、今は驚きもありません。空腹を感じるのは「胃腸」ではなく「脳」であり、したがって、ダイエットをするためには、「胃腸」を減らすのではなく「脳」を操縱しなければならないということも広く知られた事実です。目・鼻・舌をはじめとする感覚器官が物事の外見と香り、味を測定してはいますが、その感覚を「感じる」当事者は、目・鼻・舌がではなく「脳」なのです。さらに、脳科学者によると、人体のこれらのメカニズムのおかげで感覚代替、すなわち「舌」で「見る」ことも可能であると語ります。「舌」で「見る」という話がとてもおかしく聞こえるかもしれませんが、視覚活動自体が頭蓋骨内部の暗闇の中へ流れ込む電気信号を解釈するプロセスなのです。

それにもかかわらず、脳に関する私達の常識は氷山の一角のように僅かです。特に自己脳をよく知っている人は、0.00001%未満ではないでしょうか?学生時代に測定したIQテスト程度が自分の脳に対する唯一の知識かもしれません。一歩遅れて(正確には高齢化信号と一緒に)自分の脳が気になった人は、皮膚や血管にするように、脳も着実に管理すると、老化を防ぐことができるのかを疑問に思い始めました。幸いに答えは、超ポジティブです。

「脳科学界のカール・セーガン」と呼ばれるデビッド・イーグルマンは、<デビッド・イーグルマンのザ・ブレーン>というTVショーでエミー賞にノミネートされた人物です。そのショーを圧縮した本、「ザ・ブレーン」は、「人間はなぜ未完成で生まれたか。」という質問から始まります。この本によると、人間は哺乳類の中で最も未完成の状態で世の中に生まれます。イルカは生まれてすぐ泳いで、キリンは生まれて数時間で立ち上がりますが、人間だけが歩かない状態になんと1年近く続きます。理由は、脳のためです。

ほとんどの動物の子供は、すでにプログラムされた脳を持って生まれます。一方、人間の脳は、「生後配線」されます。

生まれたばかりの赤ちゃんのニューロン(脳の神経細胞)は、互いに異質であり、接続されていないのに、赤ちゃんが休むことなく感覚情報を受け取る生後2年の間にニューロンの数は、なんと100兆個に増えます。大人になるまで、この中、自分の生存環境(言語、気候など)で、不必要な50%が脱落し、老化が進むにつれてニューロンの数は、より減っていきます。

だからといって、ニューロンがいつまでも減っていくだけではありません。すでに知られているように、老年期にも自分の大切なニューロンを堅固に守る事例は少なくありません。つまり、人間の脳は、無限の変化の可能性を持っていて、変化の方向を決めるのは、私たち自身だということです。

脳ケアのステップ1。脳の適性を正しく知っておく。

脳ケアの原則は、皮膚や血管の健康管理とほぼ同じです。脳に良い活動はして、悪い行為はしないこと。 その最初のステップは、「脳探索」をしてみましょう。地球上に他人との経験が100%一致する人は一人もありませんので、脳が同じ人も一人もいません。成人の脳の場合、ニューロンが100兆個にも及ぶほどなのに似たような脳すらありません。今までの自分を作ってきた「自分の脳」はどのようになっているのでしょうか。BOSIはこれを調べることができる検査で、「脳適性検査」とも呼ばれます。主に自分の脳が何を好きで、嫌いなのかを把握することができます。たとえば、理性的、論理的な左脳型の人は、「達成」を好みます。一方、右脳感受性が敏感な女性は、短い髪より長い髪のスタイルを好みます。自分の脳適性を活用する分野は無限ですが、特にストレスの解消方を見つけるために有用です(ストレスが脳を萎縮させるという事実を考慮すると、非常に重要なことです)。

人と会話することを嫌いではありませんが、会話の中で癒されないのであれば、その人は、論理が優勢な左脳型人間かもしれません。この場合には、会話も映画鑑賞でもなく、自らの力で何かを達成したときにストレスが解けます。したがって、やってから達成感を感じられる運動や適性に合ったDIY活動をお勧めします(料理からプラモデルの組み立てまで、何でも良いです)。このような活動は、さらに、自分の足りない部分を満たすにも有用なのです。また、脳の適性は、脳の鍛練にも有用です。処方としては、芸術的な脳が足りない人の場合、芸術をよく接し、論理的な脳が足りない人の場合は、これを育てることができるコンテンツと続けて接すること。新しい刺激を受け入れるために能動的に大きさを増やす脳の特性を十分活用する方法です。

別の処方は、基本技の領域です。よく食べて、よく寝て、よく動くこと。この中で最も重要なのは運動です。 脳と運動なんて!完璧な組み合わせではないと思うでしょうが、運動は脳の運動中枢を刺激し、刺激を受けた運動中枢は、脳の全体に肯定的な影響を与えます。栄養面では、不飽和脂肪酸、抗酸化食品、質の良いタンパク質をしっかり摂取するのが重要です。タンパク質は、脳の主要な構成成分であるペプチドを補充してくれて、抗酸化食品は、脳の老化予防に役立ちます。不飽和脂肪酸は、脳のシナプスの数が減少することを防いで、記憶力と認知力を守ってくれます。特にオメガ-3は、脳の神経細胞と成分が同じであるDHAとEPAが含まれていて、着実に摂取することをお勧めします。質の良い睡眠は、脳の健康のために、何にも変えられない補薬です。私たちが、深い眠りに陥っている間、脳細胞の間隔は、通常よりも60%も広がりますが、この隙間に沿って脳にたまった老廃物が抜け出して、脳がきれいになるからです。記憶を整理したり、定着させたりする作業も眠る間に起こります。

最後に紹介する脳ケアのキーワードは、少し意外であるからもしれません。それはなんと「感情」、すなわち嬉しい、悲しい、楽しい感情を活用して「感じる」脳を鍛える方法なのです。若さを大事だと感じて、家族との良い関係を維持し、幸せを感じている人がそうでない人に比べて、精神が健康な確率が高くないでしょうか。また、感情は、それ自体で、脳が健康である証拠です。脳は、普段はほとんど無意識のうちに認識し、決定し、反応して、行動に移します。

水面上に現れた意識は一部であるだけ、その下には意識的な脳活動の数十倍に達する無意識の塊があるとのことです。感情は主にこの塊に属し、それで感情鍛えには努力が必要です。具体的な実践方法としては、身近な人との親密な会話、ペット育て、楽しさをもらえる刺激を続けて供給するなどが挙げられます。新しい刺激は、脳のための最高のアンチエイジング処方ですからです。脳の非常に複雑なメカニズムを考えると、ここに少し書いた処方が私たちの脳に及ぼす影響は、極めて小さいかもしれません。しかし、鍛練とリラックス、最適な栄養を供給するのは、どの身体臓器にとっても最適なのです。

SMART HEALTH SOLUTION 若い脳を維持する6つの生活のヒント

1日30分の有酸素運動をする。

ジョギング、ウォーキング、水泳などの有酸素運動は、脳細胞のエネルギー源とすることができる「脳由来神経栄養因子」を作ります。重要なのは呼吸。鼻で吸って吐くしっかりとした呼吸をし続けて、持続的に体に酸素を供給しなければならなりません。 

7時間程度の睡眠時間を維持する

質の良い睡眠は、脳の中の老廃物の排出を円滑にします。ぐっすり寝た次の日の朝、頭が澄んだ理由もこれです。また、記憶を整理したり、定着させたりする役割をするので、記憶力と認知力向上にも肯定的な影響があります。ただし、あまりにも多くの寝るもはよくありません。

ペットを育てる。

家族関係が良い人ほど脳が健康であることは広く知られている事実です。親密な関係がストレスで萎縮した脳を回復させてくれるからです。環境、家族数などを考慮してペットと一緒に暮らす生活をお勧めします。

見知らぬ道を楽しむ。

ルートを少しずつ変えて、毎日新しい道で会社に出勤するだけでも、脳が若返ることに効果的です。慣れてない環境は、良い認知刺激のためなのです。同じ理由で、旅行こそ最高の脳のアンチエイジング処方です。

朝食は、パンよりご飯を食べる。

GI(食べた食べ物が体内で唐に変わって、血液中の血糖値が上昇する速度)の数値が低い食品を食べると、脳が長くエネルギーを維持することができます。パンよりご飯、白米より玄米のGI値が低いです。

酒はなるべく飲まない

体内に入ってきたアルコールは脳を萎縮させます。やめられない場合は、量を減らしましょう。ゆっくり飲んでも、まろやかなお酒から始めきついお酒に変えても、3〜4日の間隔で飲んでも、結果は飲む絶対量に比例します。


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