注目トレンドのビタミンD~紫外線が助ける骨密度~
2019/03/19
注目トレンドのビタミンD~紫外線が助ける骨密度~
骨の健康に必要な核心成分はカルシウムとリン。この二つの栄養素が体内に吸収されるように手伝ってくれるのがビタミンDです。
カルシウムとリンをこまめに摂取しても、ビタミンDが不足していると骨は丈夫になりません。ビタミンDは「骨ビタミン」とも言われています。
骨粗しょう症危険群と分類される閉経後の女性はもちろん、男性や若い層の骨密度がだんだん下がっている現代ではさらにありがたいビタミンとして脚光を浴びています。
1日30分の日光浴だけで体内で必要量が合成されるビタミンD。
北半球に位置している東アジアの場合、11月から3月までは日照量が少なく日光を浴びても充分な量のビタミンDを生成することが難しいそうです。
ビタミンDは太陽光の中で唯一紫外線(UVB)によってのみ生成されますが、紫外線(UVB)はガラスや厚い衣服は通過できないので、日光のみでビタミンDを生成するのはかなり厳しいのが現実です。
幸い、私たちが普段口にしている食品の中ではビタミンDの優れた供給元が結構多いそうです。
ニシン、サバ、アジなどの青魚類と、レバー、
そして干しきのこ、牛乳、チーズなどの乳製品と卵は、ビタミンDが含まれる代表的な食品です。
これらの食品と、野菜を一緒に必ず食べて下さい。特に、マグネシウムはビタミンDの合成を助けるので、ほうれん草などのマグネシウムが豊富な緑野菜と、クルミやアーモンドなどのナッツ類を一緒に摂取するのがよいです。
ベジタリアンに徹すると、ビタミンDが不足する場合がありますので、健康食品で不足分の栄養素を簡単に摂取することも良いでしょう。
ビタミンDがなぜ最近トレンドになっているのか、
わからなくもないですよね。
日光浴だけで簡単に取れる上に体内のカルシウムとリンの吸収まで手伝ってくれる
奇特なビタミンD!
-
- キョンキョン