世界の正月料理を見てみましょう!
2019/02/13
お正月の朝、トックは食べましたか?
通常、トックは旧暦1月1日元旦(旧正月)に食べることが多いです。
トックを食べると、やっと年を1年取った感じがします。
年を取るのは嫌だけど、トックは美味しいからもっと食べたくなりますよね。
突然ですが!
世界の各国では、お正月にどんな料理を食べるのか気になりませんか?
新年を迎え、心と体を新たにスタートさせる最初の食べ物は
どんなものなのか、今から調べましょう!
中国の餃子
中国もお正月(旧正月)は最大の祝日だそうです。
元旦には水餃子を食べることが多いらしいですね。
その理由ですが、中国語での餃子の発音が「ジャオツ」で交差点を意味する「ジャオチュ」と発音が似ているからだそうです。
新年の水餃子は普段のものとは少し変わっており、餃子の餡に入る材料によってまた意味が変わるようです。
無事故を祈願する豆腐と白菜、子を祈るナツメ、家族運を願うピーナッツを主に入れて
愛して合って生きようという意味でキャンディ(?)も入れるらしいから、とても異色な餃子ではないかと思います。
日本の年越しそば
日本は「新年を迎える」のではなく、「年を越える」そばを食べます。
まさに「年越しそば」ですね。
通常は、大晦日に「年越しそば」を食べますが、地域によっては、元旦の朝にも食べるそうです。
「年越しそば」は麺が細く長いため長寿と繁栄を象徴し、他の麺に比べて切れ易い100%そば粉麺を使用して
病気や悪縁を切り出す意味を持っているそうです。
フランスのクレープ
フランスでは、新年になると、家ごとに薄いパンケーキである「クレープ」を焼くらしいです。
「クレープ」は、太陽、幸福、繁栄を象徴する食べ物で、焼く時に一度で裏返すと金持ちになるという説、
片手にコインを握って焼けば 新年にお金が転がって入ってくるという説、
新年最初に作った「クレープ」にお金を入れてタンスの上に置いて願いをすると叶う説など、面白い俗説が多いようです。
ブルガリアのフォカッチャ
イタリアから由来した食べ物として知られている
「フォカッチャ」は、ヨーロッパだけでなく、色んな国で食べられているパンです。
ブルガリアでは新年に「フォカッチャ」の中にコインを入れて焼くそうです。
最も年を取った人が「フォカッチャ」をピザのようにした1ピースずつ分けてくれるのですが、
その中にコインがある部分を受け取った人は、一年間ずっと幸運に満ちると信じられています。
このように、世界各国のお正月料理を調べましたが、
各国独自の民俗的、文化的背景まで垣間見ることができて楽しかったです!
新たな一年を始めながら、今後の幸福と平安を願う心は世界のどこも同じみたいですよね!
皆様、お正月の美味しい物をたくさん召し上がって、
今年も健康で楽しい一年を過ごしてください!
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- キョンキョン