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夏、肌を老化させないために

2018/08/14

水の力

強い日差し、高い湿度、加えて冷房による室内外の温度と湿度の差。夏は特に肌のバランス管理が必要な季節です。


肌に最も過酷な季節は夏。強い日差し、汗、朝のメイクは少し時間が経っただけ崩れてしまいます。室内は、エアコンの乾燥した冷気に包まれ、熱帯夜で睡眠不足に。肌は疲れているのです。夏は特に大切な肌が老化に向かって加速します。

十分な睡眠を取ってもむくんでいたり、つっぱりが感じられたり、フェース・ラインが崩れてきたりしていないでしょうか。まずは水分をチェックしてみましょう。肌本来の力を引き出して、明るくきれいな肌を維持してくれるのは水分です。夏の基礎ケアの核心です。

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1.肌を冷やす

肌の表面が熱くなった瞬間から「老化」が始まります。肌の温度が上がると、血管が拡張されてひりひりする症状が現れます。熱を受けた皮膚はコラーゲン、エラスチンなど、弾力繊維が分解されて、弾力を失ってしわが生じてしまいます。とにかく「肌が熱くなる」状況を避けて、熱を冷ますように気を付けましょう。太陽を避けるのは基本。SPFが高い紫外線遮断剤は必須です。肌に水分を供給して、熱気を冷ますスプレーやスーディングジェル(日焼け後の皮膚や腫れぼったい目の「アイシング」や毎日の「フェイスパック」にも使われる韓国では定番のジェル)などクーリング製品を積極的に使用しましょう。

2.水の潤い

弾力を担保するコラーゲンの主成分は水分です。皮膚の中の水分が十分でなければなりませんが、最も簡単で効果的な方法は水を多く飲むことです。水は体のめぐりを円滑にするのはもちろん、老廃物を取り除く役割を果します。またお肌をはじめ、我々の体を構成している細胞に栄養分と酸素を供給します。若さと健康を維持したいなら、十分な水を飲みましょう。専門家たちは、1日に8杯(約2L)程度の水を飲むことを勧めています。水を飲む習慣をつけるために、レモンやライム、ミントなどを添えてもよいでしょう。無糖炭酸水でもよいです。アイスコーヒーやビールなどは水ではありません。利尿作用を促進し、かえって肌を乾燥させることになります。

3.水分・油分のバランス


夏場は汗と皮脂分泌により肌の表面の保湿物質が流され、油分と水分のバランスが崩れやすい季節です。肌を触った時は油が多くてべたべたしますが、洗顔後は乾燥して見えるのもこの理由です。界面活性成分の石鹸や洗顔料は一日一回以上使用しないようにしましょう。メイクを落とすクレンジングクリームの中には二重洗顔をする必要がないものも多いです。そして夏場には朝夕に一度ずつまたはそれよりも多くシャワーを浴びるようになりますが、ぬるま湯で10分以内に軽く済ませましょう。シャワーを長くすれば、肌の自然の保湿因子まで押し流されるためです。 また、皮膚吸収率が良い水分エッセンスやクリームなど保湿剤をしっかり塗らなければなりません。クリームを使用してもすぐに乾燥を感じる場合は、オイルを併用して使うと効果的です。


皮膚の中の水分が重要なのは

ただ、潤いのある肌のためだけではありません。肌は体内の水分やミネラル、タンパク質等が消失することを防いでくれる天然の防御膜の役割をしています。細胞の再生と生成が行われて、皮膚の弾力を担保するコラーゲンやエラスチンのような弾力繊維がその中で生成されますが、原材料である水分の含有量が十分なことでお肌の再生が円滑に進みかつ外部からの刺激や損傷にも十分に対応できます。


심 2018 여름호
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