キョンキョン
yuki
Kyoko夏本番です！
2018/07/15
亡くなった祖父は大変おしゃれでした。イギリス製の傘と帽子、テーラーメイドのスーツ、ハンカチは麻、ちり紙は京都のお花紙でした。その祖父が財布はうなぎの皮に限ると言っていました。なんでも韓国の方からレゼントされたうなぎの皮の財布はとても丈夫で、使う程に手に馴染み、また幸運も呼ぶのだそうです。
祖父の財布は怪しげな光を放ち、テニスで陽に焼けた祖父が手に持っているとなんともしっくりしていました。最近ではイタリアブランド、ドルチェ＆ガッバーナでもイールレザーと称した小物類がでているそうです。
ところで日本では鰻は夏の風物詩、土用の丑の日には鰻（うなぎ）を食べるのです。土用の丑の日は春夏秋冬にありますが、夏に食べることには意味があるようです。暑さで体力を消耗する季節、炭火で香ばしく焼かれた鰻の香りと味日本人のからだに染み入るのです。鰻はビタミンAとビタミンBがたっぷり、疲労回復や食欲を増進してくれます。
ということで、今年もしっかり鰻をいただきました。私の好みはふっくらと蒸された白焼きをわさび醤油でいただきながらお酒を一杯いただきます。
それからお店の人気の夏野菜のぬか漬けでまた一杯、そしていよいよ鰻重が登場！
肝入りすまし汁を一口、鰻重の蓋を開け山椒粉をふると鰻の熱で山椒の香りが一気に広がります。絶妙の加減で炊かれたご飯、たれの具合もいつも絶妙。ふっくら熱々の鰻を一口づつご飯といただく、なんとも至福の時なのです。
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タグ： 韓国 , うなぎの皮 , 財布 , 土用の丑 , 鰻
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