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ソウル古民家カフェ タコとの再会に乾杯!

2018/07/01

おなかがいっぱいになったので、街を散策することにしました。私は地図が読むのが苦手で右にまがると地図も曲げたくなるのです。迷子歴もあるので、旅先では同行した人にぴったりとついて行くようにしています。

ソウルの町並みは日本と似ているところもありますが、趣が異なった建物が時折目につきます。最近、日本でも古民家を改造したカフェやレストランが増えていますが、こちらでも古い建物がよく使われています。韓国の古い家屋は風通しがよさそうだし、なんといっても木のぬくもりを感じるところに惹かれます。

雰囲気がある建物にはとりあえず近づき、店舗の場合は必ず中に入ります。風情がある路地や小道も歩いてみます。どこの国でもちょっとした小道にいい店があったりしますから、ガイドブックにないおしゃれな店を見つけるとうれしいのです。今回も必ず食べたかったもののひとつは韓国のお汁粉です。シナモンの香り、甘さが控えめで好物の栗がたっぷり入っています。

夕刻になり、ソウルの友人達との食事会へ向います。大通りを渡り細い路地を入っていきます。表通りとは違って古い建物や舗装されていないいびつな小道に入るとぼんやり明かりが灯っていました。中からは大勢が談笑している声が漏れています。玄関で靴を脱ぐ時から漂っていた匂い、海の近くに行くとよく匂ってくるあの磯の匂いです。今晩は韓国の海鮮料理専門店に初めてきました。

スライスした白身魚をネギのキムチ、生ニンニクを添えてエゴマの葉とサンチュに包んでいただきます。魚の鮮度とキムチの香り、エゴマの風味を存分に楽しみます。マナガツオの煮魚も美味しかったですし、アワビの蒸し物、小魚のフライ、ネギと海老のチヂミも絶品でした。もっと写真を撮りたかったのですが目上の方からご招待いただいた宴会だったので少し遠慮しました。

あのタコの再会したのもこの宴卓でした。唯一、盛られた食材がまだ生きているのです!一口大にカットされたタコの足がピチピチとお皿の上で動いています。勧められるままに口に入れると、塩味とごま油の香り、タコの吸盤が口の内部に吸い付きます。日本でも踊り食いという食法がありますがタコの踊り食いは初めてでした。

期待通りソウルの躍動感を実感出来る、金曜日の夜の人気酒場でのひとときでした。

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