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季節の贈り物 –秋こそ根菜!金平で腸美人になろう

2017/09/21

金平(きんぴら)は日本の昔ながらの調理方法のひとつ。千切りもしくはささがき(鉛筆を削るように削いだもの)にしたものを砂糖と醤油で甘辛く炒め煮したものです。

材料はゴボウ、レンコン、人参などの根菜類が一般的ですが厚めにむいた大根の皮やウドで作っても美味。味付けは日本酒、砂糖(またはミリン)、醤油。お好みで唐辛子や胡麻油でアクセントをつけてもいいですね。

そもそも金平の語源は江戸時代にさかのぼります。浄瑠璃のヒーロー、金太郎としても知られる坂田金時の息子、金平から名付けられました。ゴボウの栄養値とヒーローにあやかる意味でも金平は家庭料理として君臨してきたのです。ポパイのほうれん草みたいなものだったのでしょうか。。。。

考えてみれば、私は今までにゴボウが嫌いだという人に出会ったことがない。金平はもちろん豚汁やかき揚げにもゴボウは重要な脇役、豊富な食物繊維はお腹のお掃除にも最適、ゴボウ茶やゴボウチップスも密かなブームですね。最近は採れたてのゴボウを乾燥させてパックにしたものも売られていて、海外に住む日本の友人に送ると大変喜ばれます。水で戻すだけであの豊かな風味、大地の香りが外国のキッチン一杯にただようのです。

ゴボウの原種と見なされる植物はヨーロッパから中国まで広く分布していますが、どの国でも野菜として昇格ななく、今な日本ならではの食材になっています。ゴボウ生産者が改良を重ねて普及させてきましたが、その裏にはおそらく調味料の関係もあったのかもしれません。ゴボウと醤油と油の匂い、食感、お酒や白飯との相性がたまらないのです。

ちなみに私は牛肉とタマネギとゴボウを醤油で炒め煮したものが大好きです。冷えても美味しいので母が昔からお弁当のおかずによく入れてくれました。ということは子供の頃からゴボウを食べていたのです。

秋は美味しいものが目白押し。夏の日差しや雨の恵みでじっくり太った根菜が美味しい季節でもあります。“紅人参”の効能はいうまでもありませんが、自然の恵みを上手く取り入れて体の代謝アップさせ、ストレスやウィルスに負けない免疫力をつくっておきたいですね。

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