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冬来りなば春遠からじ – If Winer comes, can Spring be far behind

2018/01/25

冬の朝のキーンと冷えた空気は嫌いじゃない。今朝は氷点下、窓からの景色がいつもよりさらにくっきり見えた。

トースターからパンが焼ける匂い。昨晩作った里芋のポタージュをすすりながら小麦の香ばしさとバターの香りが口いっぱいに広がる。冬の朝は必ずしも前向きになれないこともあるが、自分流に徐々にウォーミングアップします。

最近は季節感がなくなったと言うひともいるが私はそう思わない。小学校の校庭脇にはラッパ水仙が咲きそろった。一時間目から体育の授業?小学生が走り回っている。半袖に短パンだ!真っ白な息を吐きながら走る子供達がまるで空を飛ぶ小鳥のようにみえる。先生が鳴らすホイッスルが冷えきった校庭に響く。。。。。 真冬のごく普通の光景だがこれもあとしばらくの辛抱だ。

『冬来りなば春遠からじ』というが好きな言葉のひとつです。 – If Winer comes, can Spring be far behind 文字通り、春はもうそこまできています。春までのひとときは楽しい。豆をコトコト煮たり、家族が好きなシチューを丁寧に作ったり、リネンのほころびを直したり、アイロンをかけたりと家事がすすみます。

植物達も春の準備です。ベランダの植木鉢にこぼれた種が発芽したり、水仙はいつの間にか分球(最初に植えた親球のまわりに子球ができること)し、株が大きくなり群生します。この花が咲けば春はもうすぐそこまできています。

ある日、美しい振り袖姿の女性とお母様らしき人。うつむきがちだがすれ違いざまに目が合った。家の前の坂道を自転車を立ち乗りしていたグループのひとり。放課後はお稽古塾があるらしく、自転車置き場でパンをかじっていたあの女の子だった。豪華な晴れ着にうす化粧をした顔にはあの頃の面影がありました。ふっくらと咲きかけた蕾のように清楚で美しい姿です。待ち遠しかった春の到来ですね!

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