ぐっすり寝てすっきり目覚めていますか?
2017/05/02
布団に入ったらすぐに寝入り、翌朝はすっきり目覚め、今日も頑張ろうと感じることができますか?こんなあたりまえのようなことが出来ない。最近は不眠症で悩む人が多いそうです。
春先のこの時期、日本の和歌の枕詞に使われた“春眠”、韓国の“春因症”、西欧では“春の眠気”と言われた春の眠気は人間と季節との深い関係があります。季節の変わり目、気候と共に体内のリズムにズレが生じることで眠気やだるさが起こるのです。
人は元来、太陽と共に目覚め、眠りにつきました。人工光があらゆるところにある現代は便利さと引き換えに生体リズムを奪われてしまいました。生体リズムを戻すためには “睡眠力” をつけることと良質の睡眠を摂る事を身につけることなのです。
今日からでもできる簡単な方法があります。朝、目覚めたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。脳が朝日を感知し、体内にスイッチを入れます。どうしても朝日を見ることができなければライトの下でも効果はあります。そして夜、眠りにつく前に少し部屋を暗めにし、心地よい音楽を聞いたりリラックスするように心がけます。これだけでも生体リズムは徐々に整っていきます。
また睡眠中の深部体温(内蔵温度)も見逃すことができません。内蔵温度は低い方が深い睡眠を導くことができます。寝る前はなるべく食べない方が睡眠中に分泌される成長ホルモンの分泌を増やすことができ、その結果ぐっすり眠りすっきり目覚めることができるのです。そのホルモンを安定させストレスを和らげてくれるものに高麗人参があります。これは眠気を誘うものではありませんが、続けて摂取すると穏やかに作用し、明らかに睡眠の質を改善してくれるものです。
睡眠力を生かして楽しい季節をお迎えください。
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- Kyoko